完成してから「イメージと違う」と気づく

業務アプリの開発は、仕様書やヒアリングを元に進めるのが一般的です。 しかし文章や口頭でのやり取りだけでは、発注側と開発側で見えている画面のイメージが少しずつズレていきます。 そのズレは、完成して実際に画面を見るまで気づけないことがほとんどです。

📌 よくある失敗パターン

  • 仕様書には書いてあったのに、実際の操作感が想像と全く違った
  • 完成後の手直しは追加費用がかかり、簡単な変更でも高額になる
  • 現場に見せたら「これじゃ使えない」と言われ、結局使われなくなった
  • 途中で気づいても、後戻りできず妥協して受け入れるしかなかった
仕様書作成 本開発 完成 ✕ イメージと違う 気づくのは、いつも「完成した後」

文章だけの仕様確認では、完成するまでズレに気づけない

文章と画面には、埋まらない情報の差がある

仕様書に「一覧画面で検索できるようにする」と書いてあっても、 検索窓の位置・絞り込みの項目数・結果の見せ方は無数のパターンがあります。 発注側は自分がイメージした1パターンを思い浮かべ、開発側も自分の経験から1パターンを想像します。 言葉だけでは、この2つのイメージが同じかどうかを確認する手段がありません。

この差を埋める一番確実な方法は、実際に動く画面を早い段階で見てもらうことです。

進め方によるリスクの違い

観点 いきなり本開発 先にプロトタイプ
イメージのズレ △ 完成後にしか分からない ◎ 早い段階で画面を見て確認できる
手直しの費用 △ 完成後の変更は高額になりがち ◎ 試作段階の修正なので費用がかからない
現場の合意形成 △ 完成品を見せて初めて意見が出る ◎ 試作を見せながら早期に意見を集められる
発注の判断材料 △ 仕様書と見積もりだけで判断 ◎ 実物を見てから本開発を判断できる
着手までの速さ ◎ すぐ本開発に入れる △ 試作期間が1ステップ増える

プロトタイプを使った開発の流れ

1
業務内容を
ヒアリング
現状の課題・業務の流れ
を確認
2
プロトタイプ
を作成
実際に操作できる
試作を無料で用意
3
現場を含めて
レビュー
実際に触ってもらい
使用感を確認
4
本開発を
判断
納得した上で
正式契約するか決める
🟡 いきなり本開発した場合
  • 完成後に「思っていたのと違う」と気づく
  • 修正のたびに追加費用が発生する
  • 現場から不満が出ても後戻りしづらい
  • 結局使われないアプリになってしまう
🟢 先にプロトタイプを作った場合
  • 早い段階で実物を見ながら認識をすり合わせられる
  • 試作段階の修正なので費用の心配が少ない
  • 現場の意見を反映してから本開発に進める
  • 納得した状態で契約するかどうかを判断できる
🛠️

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