初めての開発依頼で、何を準備すればいいかわからない

業務アプリを作りたいと思っても、開発会社に頼むのが初めてだと「仕様書がないと相談できないのでは」「どのくらいの期間がかかるのか」と不安になります。準備が足りないまま依頼すると、見積もりが大きくずれたり、完成してから「思っていたものと違う」となったりします。

この記事では、業務アプリの開発を依頼するときの一般的な流れと、依頼の前に用意しておくものを整理します。進め方は依頼先によって違うため、細かいところは各社に確かめてください。

この記事と近い記事の住み分け

用意しておくと話が早いもの

依頼前に用意しておくもの

  • 困っていること:何に時間がかかっているか、何が起きて困るか
  • 今使っているもの:Excelのファイル、紙の様式、LINEのやりとりの例
  • 使う人:誰が、どこで(事務所・現場・外出先)、何人くらい使うか
  • 時期と予算の目安:いつから使いたいか、月々や総額でどのくらいまでか
  • 決める人:社内で導入を決めるのは誰か

きれいな仕様書は必要ないことが多く、今使っているExcelや紙の実物があれば、開発側は項目や流れをかなり正確につかめます。

大きく分けると4つの段階がある

1
相談・ヒアリング
困りごとと今の流れを伝える
▶
2
要件の整理と見積もり
作るものと費用を決める
▶
3
制作と確認
試作や画面を触って直す
▶
4
運用開始・保守
本番で使い始め、直していく
依頼する側と作る側で、やることが分かれる依頼する側作る側(開発会社)困りごと・今の資料を出すヒアリングして要件にまとめる要件と見積もりを確かめて決める設計して画面を作る試作やテスト版を実際に触る触った感想をもとに直す両方が同じ画面を見て話すと、ずれが小さくなる

依頼側と開発側の役割分担

問い合わせから運用開始まで

ステップやること依頼する側がすること
1. 問い合わせ困っていることを伝える作りたいものが曖昧でも、困りごとを書いて送る
2. ヒアリング使う人・場所・管理したい情報を確かめる今のExcelや紙を見せ、現場の人にも同席してもらう
3. 要件の整理必要な画面・項目・機能をまとめる抜けている業務や、要らない機能がないか確かめる
4. 見積もり・契約費用・期間・保守の範囲を決める作った後の修正や管理がどこまで含まれるかを確かめる
5. 設計・制作画面とデータの流れを作る途中で出てきた質問に答える
6. 確認(テスト)実際に操作して不具合や使いにくさを探す現場の人に触ってもらい、気づいた点を伝える
7. 運用開始・保守本番のデータで使い始める使いながら出た要望をまとめて伝える

ヒアリングで何を聞かれるかは現場ヒアリングで聞くべき質問20選が参考になります。要件が途中で増えていくのを防ぐ進め方は要件が後から増えていくのを防ぐ進め方で紹介しています。

一括で発注するか、月額で頼むか

項目一括発注月額型
支払い制作時にまとめて支払い、保守は別契約が多い月々の利用料として支払う
使い始める前の確認完成までに何度か確認の機会がある試作を触ってから決められる形もある
作った後の修正保守契約の範囲か、その都度見積もり月額の範囲で対応する形が多い
権利・データの扱い契約で決める契約で決める

どちらが得かは、使う年数と作った後にどれだけ直すかで変わります。3年で比べる考え方は月額制のアプリ開発とはで扱っています。どちらの形でも、ソースコードやデータを誰が持つか、解約したときにどうなるかは契約前に確かめておきます。

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安さだけで決めると、後から費用が増えることがある

ポイント 1

見積もりに含まれる範囲を見る

安い見積もりは、サーバーの管理や修正が含まれていないことがあります。作った後に毎月かかるお金は業務アプリの保守費用で整理しています。

ポイント 2

作るものを絞って安くする

機能を減らして最初の範囲を小さくすると、費用も期間も抑えられます。工夫の例は業務アプリを安く作る方法にまとめています。

ポイント 3

失敗の型を知っておく

安さを優先して起きやすい失敗は格安のアプリ開発会社に頼む前にで紹介しています。

準備してから依頼すると、見積もりと完成品のずれが小さくなる

準備なしで依頼した場合
  • 見積もりの前提が曖昧で、後から金額が増える
  • 完成してから「この項目がない」と気づく
  • 作った後の修正をどこに頼めばいいかわからない
準備してから依頼した場合
  • 今の資料をもとに、項目と流れが最初から伝わる
  • 試作や確認の段階で、足りないものに気づける
  • 保守の範囲が契約前にわかっている

SHISAKUBAでは、ご相談のあとにこちらで画面と機能を整理し、無料で試作した画面を仮のURLでお渡しします。実際に触って、必要だと感じた場合だけご利用に進めます。SHISAKUBAの場合は、制作費0円・月額10,000円(税別)からです。サーバーの管理・保守・改修は月額に含まれ、サーバーやストレージ、外部APIなどの利用料は使った量に応じた実費になります。ご利用開始前に、月額と想定実費の合計をお伝えします。

仕様書がなくても、相談から始められます

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